スチームボーイ つづき

作画良かったところ 思い出せるところ

  • オハラ財団のエージェントが来て、お母さんとエマが玄関に行く途中、中庭みたいなところ、レイアウト秀逸
  • エージェントが攻めた後階段越しのレイアウトから、ぐるっと角度が変わるところ
  • 一輪車で逃げる寸前、レイが一輪車に載るのを見るエマ
    • っていうかエマ全般
  • レイが誘拐された後、はじめてコントロール室から外を眺めるレイとスカーレット
  • 展覧会でふっ飛ぶ人々
  • 最後の煙、氷になる直前
  • 他多数思い出したら追記

美術は全般にすばらしかった。特に空の表現。暗い空最高。ただ、作品の中で煤のよごれは表現されていたけど、油汚れってあまりなかったよな。 スチームパンクテイストたっぷりなのに違和感があったのはその辺かな。

友人Hと電話で相談した結果、 話の中心となる父と祖父の価値観の対立が観念的で、実感がわかないのは、二人の思想どっちかまたは2つの立場をないまぜにしたものを象徴すべきスチーム城が役割を果たせていないところに問題があるんではないかそしてそれはスチーム城の全貌が良くわからんあたりにも起因するんではないか、スチームパンクの要点は内燃機関や熱でもあるのでそのへんの描写がないのが駄目だ、などの点で一致。描写って言うか、スチームパンクの魅力を上のように捉えた場合、スチームボールというアイディア自体が、それを損ねているように出来ていて、良くないんではないか、という話だった。